関西の競馬狂

競馬歴12年の男が馬券勝負をかけてJRAとの真剣勝負をする!競馬を愛し競馬に憑りつかれた男!関西の競馬狂の競馬依存の世界へようこそ!!!

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関西の競馬狂の函館芝コース解説

函館芝1000M

 

向正面からのスタートで3コーナーまでの直線距離は289mで上りが続く。重い洋芝ということもあり、テンはそこまで速くならない。後方から馬券圏内に突っ込んでくることは至難の業であり、スタートの巧拙も重要な要素となる。

現在は2歳新馬でしか番組が組まれていないマイナーな条件だが、04年アンブロワーズ、06年ローレルゲレイロと勝ち馬から後の重賞ウィナーが出ており、無視は出来ない。両馬に共通する点は、他馬を大きく凌ぐ上がりを使って圧勝していることである。

 

函館芝1200M

 

向正面ポケットからのスタートで、3コーナーまでの直線距離は489mの上り。そこからゴールまでは下りである。直線が262mと短いため、先行できない馬は外を回らされて距離のロスが大きくなる。

必然的に内枠が有利だが、各ジョッキーはインへの意識が強くなるため、内枠の差し馬が馬群に包まれたままレースが終わってしまう場面も多く見られる。

「重い洋芝」というイメージが強かったが、2017年の函館スプリントSで1分6秒8のレコードが出るなど、開幕序盤は高速決着になるレースが増えている。

 

函館芝1800M

 

スタンド前からのスタートで、1コーナーまでの直線距離は276mと短い。このため、上級条件でもテン3Fの平均が36秒台と遅く、スローペースの前残りが多発する。

それでも力の要る洋芝。2歳戦を除いてペースが遅くても極端に上がりが速くなることはなく、求められるものはやはり瞬発力よりも持続力。展開利が見込める場合でも、軽い芝向きの非力なタイプは敬遠した方がいいだろう。

当然のことながら、穴で狙いやすいのは内枠の先行馬。特に洋芝で実績を残している馬は人気薄でも注意。

 

函館芝2000M

 

スタンド前の直線を延長したポケットからのスタートで、1コーナーまでの直線距離は476mと長い。1800mよりも前半のペースが速くなり、下級条件でもラップが大きく前傾するのが特徴。

下図を見ても分かるように、逃げ切りは困難。ただ、後方一気が決まるわけでもなく、勝ち馬の大半は先行馬。直線が短いこともあり、4角である程度の位置につけていないと差し切るのは難しい。上がりのかかる展開で強い先行馬を中心視するのが基本。差し馬なら、自ら位置取りを押し上げることができる、機動力のあるタイプであることが条件となる。

 

函館芝2600M

 

向正面からのスタートで、3コーナーまでの直線距離は263m。上り坂でもあり、前半が速くなることは殆どない。スローペースの後傾ラップで、ラスト4F、ないし5Fの持続力勝負が基本。

重い芝の長距離戦という、スタミナを要する特殊な条件のため、適性差がハッキリと出やすいコース。繰り返し好走する馬もいれば、必要以上の大敗を喫する馬も。好凡走問わず、条件替わりで一変する馬が多いことに注意。